リン先生の「認知症予防講座”認トレ”を斬る!⑧広川先生のお話」

2017年2月9日

こんにちは。「認トレ教室」インストラクターのリンです!
こちらのコーナーは、皆さんと一緒に認知症予防に取り組む教室の様子を定期的にお届けしています。今回は1月23日の教室に登場されたひろかわクリニック・広川慶裕先生のお話を簡単にご紹介します。

認トレ教室の監修者である広川先生が、認知症予防において大切なことを簡潔にお話くださいました。改めて復習してみましょう!

ロゴ-記事用

一番大切なことは「生活習慣を改めること」

「認知症になっていく方の多くには独特のパターンがあります。何かというと、生活習慣病にかかりやすい生活を送っているということ。高脂血症、糖尿病、高血圧のほか、まだあまり言われていませんが、尿酸値が高いことも含まれますね。血液検査のデータでわかるような値を下げる生活習慣に改めなければいけません」

認トレ教室でお話される広川慶裕先生

1:食事習慣

「高齢になったからといって、粗食にする必要は全くないんです。特にたんぱく質は多めにとってほしいですね」

2:認トレ

「慣れた作業ではなく、普段と違う動作を行うことで、脳を活性化させます。大切なのは1人ではなく、皆で一緒にやること。『共感』は人間にとって高度な感覚ですからね」

3:サプリメント

「脳に栄養を届けるには、脳の血流を上げることが大事です。そのためにはビタミン剤も積極的に活用してください」

この3つを実行しても効果が現れない場合は「薬」、さらに大事なこととして「家族の理解を得ること」を先生は挙げられました。周囲を巻き込んで理解を得ることも予防に繋がるんですね。

上記を実行することによって、高い割合で認知症を防ぐことが可能になっているといいます。広川先生のクリニックでは、認知機能維持の効果だけでなく、改善しクリニックに通う必要がなくなり「卒業」する方もいらっしゃるとか。

「皆さんには上記のような予防に取り組んでほしい。がんばれば必ず自分に返ってきます。日々の小さな積み重ねでいいんです。是非取り組んでください」

先生の挙げられたポイントについて、詳しくはまた次回お届けします。
皆で一緒に予防に取り組める認トレ教室は、毎月2回新宿で開催中。お待ちしています!

プログラムのご紹介

椅子に座ってできる体操や、頭と身体を同時に使う運動、知的トレーニングなどに取り組みます。脳と身体に汗をかく、やりごたえのある楽しいトレーニングです。
※激しい運動はありませんのでご安心ください。

その他日程や、認トレについて詳しくはこちら!

リン先生の「認知症予防トレーニング”認トレ”を斬る!」シリーズをもっと読む

【この記事を読んだ方へのおすすめ記事】

このページの
上へ戻る