若年性アルツハイマーに対応した遺伝子検査キットを新たに発表
早期発見と予防の新たな一歩
法科学鑑定研究所株式会社(東京都小金井市)は、若年性アルツハイマー病の早期発見と予防を支援するための、リスク評価に特化した遺伝子検査キットを新たに開発しました。
若年性アルツハイマー病は、65歳未満で発症するアルツハイマー型認知症で、進行が速いのが特徴です。この病気は、記憶障害や認知機能の低下だけでなく、行動や感情の変化も引き起こし、生活の質に大きな影響を与えることがあります。進行が早いため、早期の診断と対策が不可欠ですが、初期段階ではうつ病や不安感と似た症状が多いため、診断が遅れることが多いのが現状です。
法科学鑑定研究所では、これまでにも自宅で検体を採取できるキットや、医療用に特化したキットを提供してきました。今回発表する新しい遺伝子検査キットの特徴は次のとおりです。
〈遺伝子リスク評価〉
特定の遺伝子マーカーを解析することで、若年性アルツハイマー病の発症リスクを評価します。これにより、病気の発症を予測し、早期の対応が可能になります。
〈簡便な検査プロセス〉
自宅で簡単に検体を採取できるキットを採用しており、手間をかけずに正確な結果を得ることができます。検査の過程は非常にシンプルで、ユーザーに負担をかけることなく利用できます。
〈専門的な結果解析〉
検査結果は法科学鑑定研究所の専門チームによって詳細に解析され、個別のリスクに応じたアドバイスやサポートが提供されます。結果についての理解を深め、適切な対策を講じるための情報が提供されます。
若年性アルツハイマー病への対応と期待される効果
若年性アルツハイマー病は、症状が進行するスピードが速く、早期発見が難しいことから、遺伝子検査を利用することでリスクを把握し、早期に対策を講じることが重要です。この新しいキットは、リスク評価だけでなく、予防的な健康管理を支援するための有力なツールとなります。患者やその家族に対して、適切な情報提供とサポートを行い、生活の質の向上に寄与することが期待されています。
詳しくは下記外部リンクよりご覧ください。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
若年性アルツハイマーに対応した遺伝子検査キットを新たに発表 法科学鑑定研究所
- 【PR】治験参加者募集中!もの忘れなどのある高齢者でも、安心して使える睡眠治療薬の提供を目指して
- 11/28(木)「オンラインフレイル予防講座」防災編を開催(福岡市)
- 10/30(水)「オンラインフレイル予防講座」口腔編を開催(福岡市)
- 認知症予防医/広川慶裕医師の新刊「脳のスペックを最大化する食事」7/20発売
- 認知症予防医/広川慶裕医師の新刊「潜伏期間は20年。今なら間に合う 認知症は自分で防げる!」
- 広川慶裕医師の、認知症予防のことがよく分かる『認トレ®️ベーシック講座』開講!
- 知ると知らないじゃ大違い!民間介護保険って何?
- 酸化ストレスを減らすと認知症予防に!秘密はサプリメント
- ユッキー先生の認知症コラム第92回:あるべき姿の認知症ケア
- 認知症専門医による認知症疾患啓発イベントを開催
- ポイントは食生活にあった。認知機能維持に必要なのは・・・
- 認知症予防は40代から!摂ると差が出る栄養素とは。
- 山口先生のコラム「やさしい家族信託」第17回:Q&A 外出自粛で、認知機能の低下が心配。家族信託、遺言、後見、今できることが知りたい
- ユッキー先生の認知症コラム:第3回 物忘れが心配、認知症を予防するには・・・(その1)