介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)
介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)とは、介護が常時必要になった高齢者が入居できる施設の1つです。特別養護老人ホームを略して「特養」と呼ばれます。生活全般において様々な介護を受けながら生活しています。
今回は、介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)についてご説明します。
対象者の条件
要介護3以上の方。要介護1・2の方でも特例的に入所が認められる場合もあります。
定員が30名以上の施設と、定員29人以下の小規模な地域密着型があります。地域密着型の場合は、その地域に住民票がある(住民である)ことが条件となる場合があります。
施設の設備について
施設によって異なりますが、居室は4人部屋や全室個室など様々です。その他、機能訓練室や共有スペースなどがあります。
どんな生活?
食事、入浴、排せつなどの日常生活の援助だけでなく、リハビリテーションなどの機能訓練、健康管理を行います。
また、花見や七夕など季節に合わせた行事の他、日中はレクリエーションや体操などを行ったり、楽しくまた穏やかに過ごせるように考えられています。
特別養護老人ホームの選び方
何を重視するかによって、選ぶ施設は異なります。頻回に訪問するのであれば、自宅近くの施設を選ぶと訪問しやすいです。また、早く入所できる施設を選ぶのであれば、待機者状況を確認する必要があります。ご本人やご家族の希望に合わせて選びましょう。
必ず見学して、施設の様子を確認しましょう
見学は予約すればどこの施設でも可能と思われます。職員の様子や、入所者とのやり取りなどを見学します。申し込む時に、昼食時に見学できるようにすると、介護の様子やどんな食事が提供されるのかがわかると思います。
参考文献:1)厚生労働省 介護事業所・生活関連情報検索 どんなサービスがあるの? – 介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)(2020年3月11日アクセス)
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